活用方法
CAPプログラムの柱の一つ、教職員ワークショップは、教職員は元より学校関係者の皆さま向けのもので「子どもワークショップ」とセットで受けていただくことが基本です。
ただし単独でいじめ防止やSNSを使った暴力防止、デートDV防止など教職員の教育・研修の一環としても受けていただくこともできます。
子どもワークショップは基本的にはクラス単位で行いますが、その際には事前に教職員ワークショップを受けていただくことになります。(保護者ワークショップを追加することも出来ます)
<子どもワークショップの内容と流れ>
<教職員ワークショップの内容と流れ>
教職員ワークショップの進め方
教職員ワークショップでは、保護者(地域)ワークショップや子どもワークショップを行うことが出来ます。
(1)教職員ワークショップのあとに保護者向けの保護者(地域)ワークショップと子どもワークショップを行う形。同じ年度であれば、それぞれのワークショップを、日を変えて実施することも出来ます。
(2)教職員ワークショップのあとに子どもワークショップを行う形。同じ年度であれば、それぞれのワークショップを、日を変えて実施することも出来ます。
(3)教職員ワークショップのみを行う形(2時間程度)本来は子どもワークショップを行うことが基本ですが、教職員の研修などでは教職員ワークショップのみの実施も可能です。
があり、いずれかを選んでいただけます。
※ 子どもワークショップのみの実施はできません。
※ 内容、テーマなどについて、事前に打ち合わせの時間を設けご要望をお伺いすることが出来ます。
※ 障がいのある子どもたち向けプログラムや社会的養護のもと暮らす子ども向けなどもありますのでご相談下さい。
申し込みから実施までの流れ・料金の説明
ワークショップの料金
✿教職員ワークショップ・・・3万円(人数に制限なく1回の料金です)
✿子どもワークショップ:*いずれも1クラス単位の料金です
CAP就学前プログラム・・・3万円
CAP小学生プログラム・・・3万円
中学生暴力防止プログラム(2日間)・・・6万円
障がいのある子どもたちへのプログラム(3日間)・・・6万円
社会的養護のもとに暮らす子どもへのCAPプログラム・・・年齢及び回数等によって変わりますのでご相談ください
※障がいのある子どもたちへのプログラムは啓発期間として2万円で実施致しますので是非この機会にお申し込みください。(2018年度まで)
※交通費は別途実費を頂きます。
※料金はご相談に応じますのでまずはご連絡ください。
◆CAPプログラムを受けてくれた子どもたちの声
福知山市から委託を受けた「いじめ根絶事業」で、子どもワークショップを受けて1か月が経過した子どもたちの声です。
- いじめている友達に、「人の嫌がることをして権利を取ったらダメだよ。」と言って、友達を助けた。CAPの授業で習ったから言える。
- 無視された時、嫌な気持ちになったから、「無視しないで」と言った。
子どもワークショップを受けた子どもたちは、こんなふうにワークショップで学んだことを使って、自分や友達の権利を守っています。
でも、CAPプログラムを受けてくれた子どもたちの力だけでは、暴力に立ち向かえません。CAPプログラムをすべての子どもたちや先生たちが(できれば繰り返し)受けることで、暴力が起きた時に立ち向かっていける子どもとその環境をつくることができます。誰にとっても学校が安心な場所になるように、CAP(子どもへの暴力防止)プログラムをカリキュラムの中に取り入れていただけるようお願いします。