ふくちやまCAP

ふくちやまCAPの概要

◆ ふくちやまCAP

「ふくちやまCAP」は、京都北部地域を中心に、それぞれの想いを持った年齢・性別も違う者たちが様々な分野から集まり、子どもたちへの暴力のない社会づくりのために活動しています。

◆ 団体概要

団体名:     ふくちやまCAP

設立:        2003年

事務局所在地:    京都府福知山市猪崎231−5

正会員:            9名

facebookページ

公式LINEアカウント

電話:090-8794-2272

Mail:tunagaruアットマークfukuchiyama-cap.com

アットマークを@に変更してください

◆ 主な活動地域

福知山を中心に京都北部全域

メンバー紹介

足立淳子(代表)

私は、以前「子育て支援グループ」を運営していました。0歳から3歳くらいまでの子どもを預かり自然の中でのびのび育て、親は、子育てを一緒に楽しんだり、悩みを話し合える場となるように取り組んできました。活動の中で、いつも気にかけていたのは、子どもにどう言葉をかけるか、接するか、どう話したらお母さんたちが子育てを大変だけど楽しいと感じられるのかということでした。

そんな時に、CAPプログラムに出会いました。

そのCAPプログラムの考え方の2つのことに特に共感しています。

一つは、「人権」の考え方がとてもわかり易いということ。子どもも一人の人として大切な存在であることが実感できます。この考え方が基になり、子どもが安心して暮らせる社会が必要だと感じ、ほかにもいろんな活動をしています。

もう一つは、子どもの本来持っている力を引き出すという「エンパワメント」の考え方です。子どもの自尊心・自尊感情を高めることにもつながります。

私が、いいなと思ったCAPの良さをたくさんの人に知ってもらいたいと思います。

子どもたちに伝えたいこと

◯あなたは大切な人

◯いじめられていい人、暴力を受けていい人は、この世の中に一人もいないんだよ。

◯自分の心やからだを守るために何ができるか、一緒に考えよう。

保護者に伝えたいこと

◯困っている、悩んでいる子どものサインを見落とさないために…。

・困っている子どもに、どんな手をさしのべたらいいのか

・一生懸命子育てしているんだけど、なんかしんどいな、うまくいかないな

こんな時、CAP プログラムを受けてみませんか?

CAPの考え方がヒントになることがあります。

 

山口陽子(副代表)

CAPプログラムというものがあると知ったのは、子どもがまだ保育園に行く前のことでした。

新聞記事の「子どもが、自分で自分を守ることができるプログラム」の文字に、強く引き付けられました。

親が傍に居ないときに、子どもが被害に遭わないように、子ども自身が行動できるようになる方法とは?知りたい気持ちが頭の隅にずっと残っていたのです。

子どもが小学校5年生の頃、保護者会の役が回ってきて、気になっていたCAPプログラムの提案をしてみました。

興味を持ってくれる仲間がいて、はじめてCAPプログラムの講演を実現できました。

最初はおとなだけが受講でしたが、意義は大きかった。

子どもが、自分で自分を守るために必要なことが、このおとな向けの講演で知ることができたから。だからこそ、より子どもたちにも受けてほしい気持ちが強くなったのも事実です。

「あなたは、しっかりと権利を持った大切な人なんだよ」

そのことを知り、友達と一緒に体験する機会は、かけがえのないものになるでしょう。

こどもへ一言

そのままでいいんだよ、あなたはこの世に一人しかいない。自分の気持ちを大切にしてください。

おとなへ一言

こどもが失敗したり、困っているとき、楽しくして喜んでいるとき、気持ちを聴いてあげてください。

大機貴美子

いじめは人が安心して暮らそうとする権利をうばう行為です。いじめられている人だけでなくいじめをやっている人もけっしてしあわせにはなれません。見て見ぬふりをする事もいじめ側にいるのではないでしょうか?

一人で悩まないで信頼出来る大人に話して下さい。

足立勝実 介護職

私は小学生の時に、CAPの子どもワークショップを受けました。自分を大切にするために大事なことを学んだという印象を受けたことを覚えています。

大学生の時に、CAPスペシャリスト養成講座の基礎講座を受講しCAPスペシャリストの資格を取得しました。子どもだけ受ける講座は他にもたくさんありますが、CAPプログラムはおとなも受ける講座です。おとなの理解があることによって、子どもが相談しやすい環境をつくれるということが魅力の一つです。

亀井良一

学校や家庭では、あれやこれやと慌ただしく毎日が過ぎて行きます。与えられたものを黙々とこなす…それは、子どもたちの身体に染み着き、なかなか自分の意見が言えない子へと繋がります。外からの力を弱めることで、子どもたちをもっとエンパワメントできる!

自分自身の権利を知り、自分自身を自分自身で守る。CAPで得るものは、大きいと感じます。