ワークショップってなあに?

ワークショップとは

ワークショップとは参加体験型グループ学習を意味します。講師から一方的に知識を受け取るだけの講義やセミナーとは違い、参加者自らが積極的な意見交換や共同体験を通じて、実践的な知識・技術を学びとるのが特徴です。

 ◆CAPプログラムとワークショップ

CAPプログラムは、子どもワークショップ、保護者(地域)ワークショップ教職員ワークショップ、の3つのワークショップでアプローチするプログラムです。

子どもワークショップが実施される場合、保護者(地域)ワークショップ教職員ワークショップを事前に実施することにしており、子どもワークショップのみの実施は出来ません。なぜなら子どもが、安心して毎日を過ごすには、大人のサポートが必要不可欠と考えているためです。なお、保護者(地域)ワークショップ、教職員ワークショップは単独での実施も可能です。

子どもワークショップ

「子どもワークショップ」は子どもの発達段階や環境・ニーズ等により、5種類のプログラムを準備しています。各プログラムはワークショップとトークタイム(ワークショップの後に個別に話をしたい子どもがCAPのメンバーと話をする時間)で構成されており、子ども向けプログラム全体を「子どもワークショップ」と呼んでいます。

CAPプログラムは、ワークショップ(参加体験型学習)形式をとっており、特に「子どもワークショップ」は、どの発達段階においても参加者である子どもが主体となり、ロールプレイ(役割劇)を通して、楽しみながら自ら考え、話し合い、ロールプレイ(役割劇)に友だちを助ける役割で参加するという形で進んでいきます。

保護者(地域)ワークショップ

子どもを守るため、そして、子どもたちが自分自身を大切にするためには、子どものSOSを受け止めるおとなの存在が不可欠です。保護者(地域)ワークショップはそんな「子どもの話を聴く」ためのもので、保護者向けと地域向けがあります。

教職員ワークショップ

特に教職員など専門職の人たちは、子どもの声に敏感であるだけでなく、いじめや虐待に悩んでいたり、特別な事情を持つ子どもたちも含めて、すべての子どもたちとその親たちを積極的に支援する役目も持っています。教職員ワークショップはそのような専門職向けに開発したものです。